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2016.04.18

【新人マーケター向け:マーケティングとは何か?】
~マーケティングの定義から考える~

 

マーケティングの定義

そもそも、日本ではマーケティングの定義がかなり曖昧です。
「マーケティングって広告のこと?」、「え、市場調査じゃないの?」など、マーケティングに対して感じることがバラバラです。

ちなみに、マーケティングの意味も時代とともに変遷しています。
アメリカで生まれたマーケティングという概念ですが、「マーケティング1.0」は「モノ(製品・商品)を中心にしたマス・マーケティング」から始まっています。それ以降、「生活者(顧客)思考のマーケティング」である「マーケティング2.0」に進化したとコトラーは定義しています。

その後、デジタル・グローバル化が進み、「価値主導のマーケティング」である「マーケティング3.0」の時代に変化しています。
これは単なる収益向上のための手段ではなく、企業や組織が世界を良くするための事業・活動を展開するための戦略に昇華させています。

そして、マーケティングの定義ですが、マーケティングの概念が生まれたアメリカでは、アメリカマーケティング協会が定義しており、「マーケティングとは、顧客、依頼人、パートナー、社会全体にとって価値のある提供物を創造・伝達・配達・交換するための活動であり、一連の制度、そしてプロセスである。」となっています。

日本では一部のメディアや企業によって、この定義の中のかなり狭義な部分で「マーケティング=広告・宣伝・集客、販促活動」ととらえられる時もあります。また、マーケティング=セールスであると考える人もいますが、それはマーケティングのわずか一握りの活動でしかありません。

マーケティングとは皆さんの考えるものよりもかなり広義かもしれません。

マーケターの役割

それでは、企業のマーケターはどんなことを担っているのか?簡単にご説明していきます。

前章でご紹介したマーケティングの定義である、「マーケティングとは、顧客、依頼人、パートナー、社会全体にとって価値のある提供物を創造・伝達・配達・交換するための活動であり、一連の制度、そしてプロセスである。」ですが、これらすべてをマーケターがやるわけにはいきません。(そもそも全部やったら工数破綻、、、)

では、何をやるのか?

例で挙げますと、マーケターは新規の見込み客の獲得、既存の見込み客の確度を上げることを主な業務としています。(本当はまだまだあります。)確度の高いお客さんをいかに集め、営業へパスしていくかを考えていきます。

プロセスで説明すると、集客から集客後の販売促進行動(これは営業と半々ですね)を行います。
やっていく内容としては、集客部分で行くと、インバウンドマーケティングであるメディアの運営、広告の選定・運用・効果測定、自社のWEサイトの設計・運営、セミナーの設計・開催、自社以外の営業ルートの構築などです。

販売促進は、自社の既存顧客(一度でも接触のあった顧客)に対して販促活動を行い、初回の購買やアップセル/クロスセルにつなげていきます。内容は既存顧客へのメルマガ発行や自社での勉強会の開催。

上記で挙げたものを数値で管理し、投資対効果(ROI)を日々計測してPDCAを回していきます。

ざっと全体像を説明しましたが、まだまだマーケターのやることは色々あります。
今回あげたのはほんの一部分です。
今後、新人のマーケターの方はいろいろな業務を担当すると思いますが、マーケティングとはなにか?を考えながら業務にあたってみてください。
上司の方も、ぜひマーケティングの一部分だけでなく、全体像をとらえさせるような教え方をしてみてください。

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