2020年 8月 19日 #プレスリリース

b→dashは 阪急阪神百貨店のDX推進をサポート 「阪急婦人ファッション部門」「阪急メンズ部門」のECデータを新たに活用

株式会社フロムスクラッチ(本社:東京都新宿区/代表取締役:安部泰洋、以下「当社」)は、同社が開発・提供するデータマーケティングプラットフォーム「b→dash(ビーダッシュ)」を、株式会社阪急阪神百貨店(本社:大阪市北区、以下「阪急阪神百貨店」)のビッグデータ活用のためのマーケティングソリューションとして提供しており、この度、新たに「阪急婦人ファッション部門」、「阪急メンズ部門」のECのデータを統合し、巣ごもり消費などの生活者の新たな行動様式(New Normal)へ対応するために、さらなるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に関する取り組みを強化することをお知らせいたします。
本取り組みによって、百貨店業界におけるデジタルトランスフォーメーションの成功事例創出を目指します。

阪急阪神百貨店は、関西を中心に16店舗の百貨店を展開する大手百貨店です。2016年より、中長期的に注力する取り組みの1つとして、“デジタルトランスフォーメーション“を掲げ、デジタルへの投資を進めており、その一環として、ECの主要5部門のうち「阪急ビューティー部門」、「阪急フード部門」、「阪神オンライン」を中心に「b→dash」をご導入・ご活用頂いています。

b→dash導入後は、店舗顧客のデータ、ECの購買データ、アクセスログ等、多様なビッグデータを統合させることにより、ユーザー1人1人の行動に即したきめ細やかなアプローチができるようになりました。

しかし、コロナウイルス感染症拡大に伴う”巣ごもり消費”などをはじめとする生活者の行動様式の変化に対応するべく、EC事業基盤のさらなる強化策の一環として、「b→dash」の活用領域を「阪急婦人ファッション部門」、「阪急メンズ部門」にも広げ、さらなるEC強化、およびデジタルトランスフォーメーションを加速させる運びとなりました。本取組みで予定している主なテーマは下記の通りです。


ビッグデータの活用によるECマーケティングの強化
ECの主要5部門のうち「阪急ビューティー部門」、「阪急フード部門」、「阪神オンライン」を中心にb→dashを導入・運用しておりましたが、「阪急婦人ファッション部門」、「阪急メンズ部門」、実店舗のデータもb→dash内に統合をすることで、EC分野における最適なプロモーション・マーケティング施策が実行可能な基盤を構築し、阪急阪神百貨店が蓄積するデータを最大限に活用した顧客の潜在ニーズに応えるマーケティング施策の開発を目指します。

EC化率のさらなる向上(EC経由の売上)
阪急阪神百貨店は、幅広い顧客のニーズに答えるべく、OMO(Online Merges with Offline)を推進し、さまざまな接点での顧客体験の向上に取り組んでいます。引き続きb→dash内にデータを蓄積し、最先端のマーケティングテクノロジーに基づく各種施策の実行を進めてまいります。

実店舗顧客のEC利用促進によるオムニチャネル推進
これまで実店舗顧客の多くはECサイトの利用経験がなく、実店舗での利用のみにとどまっていたため、ECサイトと店舗両方を顧客がシームレスにご利用いただくことが課題となっておりました。そこで、b→dashを活用し、実店舗顧客のデータや、過去に店舗で購買したデータをもとに、興味関心度の高い商品をECでも購買できるよう訴求することで、ECサイトの会員登録、およびECサイトでの購買を促進することにより、実店舗顧客の方々にも阪急阪神百貨店の商品を購入頂く機会を創出してまいります。

すでに先行的な取り組みでは、実店舗顧客のEC利用を促進することで、EC売上が昨年同月比400%超の増加※を実現しています。
※2020年4-6月実績

今後もb→dashはビジネスを支えるデータマーケティングを推し進めることで、阪急阪神百貨店のデジタルトランスフォーメーション推進をサポートしてまいります。

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