2015年 8月 19日 #お知らせ

b→dashにAI(人工知能)を搭載したマーケティングオートメーション機能を実装

次世代型マーケティングプラットフォーム「b→dash」を提供する株式会社フロムスクラッチ(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:安部泰洋)は、AI(人工知能)機能を搭載したマーケティングオートメーション機能を新たに実装させ、収益が最大化するベストプラクティスの自動解析・最適化・施策提案することが可能となりましたのでお知らせいたします。

機能実装の背景

これまで、AIが実装されたマーケティングツールは、マーケティングプロセスの一部分を対象にした「原因分析の自動化」「パフォーマンスの可視化」に機能が留まっており、収益向上につながる要因の抽出は、利用者によって属人的に行われているのが実態でした。そのような背景のもと、高精度かつ効率的にその要因を見出し、施策の提案・自動化までを実現する、これまでにない「AI × マーケティングオートメーション」の機能が求められていました。

「A/BテストやLPO等の分析業務の自動化」など、主に集客施策領域における「回遊」や判倍促進領域の「比較」「検討」を最適化し、CVRの向上を主目的としたAIツールは多く提供されています。しかし、”集客施策”から”顧客管理”領域まで、マーケティングプロセス全体を対象とし、収益の最大化に向けた原因分析・施策提案を行うAIツールは、未だ過去に提供している事例がなく新しい領域への挑戦となります。

新規機能概要と期待効果

今回、「b→dash」に新規実装された「AI × マーケティングオートメーション機能」は、これまで提供されてきている “集客施策領域”のみならず、”販売促進”や”売上/顧客管理”の領域までを対象としています。
領域を拡大したことで、最も収益が最大化されるカスタマージャーニー・ベストプラクティスの自動解析・要因分析を行い、さらに「次回施策の提案」や「改善案の提示」を行うことが可能となり、これまでにない、AIを搭載したマーケティングオートメーション機能が誕生しました。

新しい領域まで対象を広げたことで得られる期待効果

「b→dash」に新規実装された「AI × マーケティングオートメーション機能」による期待効果のイメージは以下の通りです。

仮説生成 ~ベストプラクティス抽出による収益最大化の実現 ~

LTVを基点とした分析を行うことが可能となり、ユーザーが「どの施策から流入・回遊し、どのようなステップでエンゲージメントされるとLTVが最大化されるのか」といったベストプラクティスをAIが自動で明らかにします。それをもとに、「どのような施策を打てば収益が最大化されるのか」といった次回施策の提案のレコメンドを実現します。

自動化 ~分析の自動化・レポーティングによる人的工数の削減~

これまでマーケターを苦しめてきた「分析業務」や「レポート作成業務」。これらの煩雑な業務を全て自動化することで、マーケターはマーケターにしかできない業務ができるようになります。ツールが代替できる業務代替させ、それにより空いた時間を活用し、マーケターは人間にしかできない戦略策定業務等を行います。本質的な自動化の実現により、マーケターを作業員から戦略家へと変えていくことができます。

機械学習 ~繰り返し学習することによる分析・施策精度の向上~

AIに、分析結果や施策結果を繰り返し経験・学習させることによって、精度がどんどん向上していきます。経験を積めば積むほど、人がこれまで担っていた分析業務や施策よりも高い精度で業務を実行することができます。

今後の展望

今後も弊社は、積極的・継続的にAI分野への研究開発投資を行い「b→dash」の機能強化を図ってまいります。「b→dash」は「人間の頭脳や手で実行可能なことの代替」と「人間では気づかない多量のデータの裏に潜む法則性の抽出」を実現し、”マーケティングオートメーションを超える次世代型マーケティングプラットフォーム”として、本市場において確固たる地位を築いてまいります。なお、年内の導入目標社数を300社とし、今後も機能の積極的強化を図っていく予定です。

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