株式会社フロムスクラッチ(本社:東京都新宿区/代表取締役:安部泰洋)が開発・提供する、次世代型マーケティングプラットフォーム「b→dash(ビーダッシュ)」が、国内最大手の酒類販売企業である株式会社カクヤス(本社:東京都北区/代表取締役社長:佐藤順一)の統合マーケティングを推進する“マーケティングオートメーションプラットフォーム“として、採用・導入決定されたことをお知らせいたします。
これにより株式会社カクヤスは、売上データや顧客管理データなど、ツールそれぞれにまたがる多種多様なデータを統合・一元管理し、マーケティングに活用することが可能になりました。
【マーケティングプラットフォーム「b→dash」の導入理由・期待効果】
「集客」「販売促進」「顧客管理」というマーケティングプロセスにおいて、これらのデータを統合して管理するツールを使用しておらず、それにより個別対応のための時間と工数を必要としていました。また、販売チャネルがECと店舗に分かれており、加えて配送も物流センターと店舗の双方から行われているため、マーケティング担当者にとって使い勝手の良くないデータ構造となっていました。そのため、キャンペーンごとにLTV(顧客生涯価値)までの計測が出来ておらず、より最適なマーケティング施策を講じるためのデータ分析やその分析結果を活用するためのマーケティングプラットフォームを必要としていました。
「b→dash」を導入しRFM分析やLTV分析などに代表される顧客データ分析も、より詳細に実施できるようになりました。さらに、購買データや顧客データを各施策データやユーザーの行動データをと紐づけることで、きめ細やかなセグメンテーションができるようになりました。 これにより一斉配信による画一的なメール施策から、初回購入者・誕生日・高額品購入者といったセグメント等、会員ごとに最適化された施策を打てるようになり、その効果測定については各キャンペーンからのCV数ではなく売上額で評価するようになりました。今後は、より大量のデータの統合・解析・活用を通じて、より効果的なマーケティング施策の実施、ならびにマーケティングプロセスの改善を目指します。
※上記数字は参考です
◆株式会社カクヤスWEB事業部WEB販売企画課 古正 幹人氏 コメント
以前は顧客分析用データの出力に時間を要し、施策を打つまでのタイムラグが課題となっていました。「b→dash」導入後は、即時出力が可能となり、より迅速にサイクルを回せるようになりました。今後は弊社ならではの多チャネルに渡るデータを元に、多角的なマーケティングを展開していきます。