株式会社フロムスクラッチ(本社:東京都新宿区/代表取締役:安部泰洋、以下、フロムスクラッチ)が開発・提供するマーケティングプラットフォーム「b→dash(ビーダッシュ)」を国内大手電機メーカー パナソニックの販売子会社であるパナソニックコンシューマーマーケティングが運営する国内公式通販サイト「Panasonic Store」にて、ビッグデータを活用したOne to Oneマーケティングを実現するため、導入・運用していることをお知らせいたします。
【マーケティングプラットフォーム「b→dash」導入前の課題】
情報収集から購買に至るまで、消費者の日常がデジタルシフトしている中、1人ひとりのニーズを実現させ顧客満足度を高めるためにデジタルマーケティングの重要性は増す一方です。パナソニックコンシューマーマーケティングが展開する公式通販サイト「Panasonic Store」も、多様化する消費者行動に対応するべく、複数のシステムやツールを導入・利用していました。しかしこれによって、データの分断やデータクレンジング業務の肥大化など、データ統合プロセスの複雑化が課題視されていました。
【「b→dash」活用による効果と今後の展望】
マーケティングプラットフォーム「b→dash」の運用により、これまで分散していた大量のビッグデータを一元的に取得・統合・活用できるようになりました。例えばこれまでは、商品データや顧客属性データを基に細分化したセグメントを活用し、メール配信が実施できていませんでした。そこで「b→dash」を活用することにより、「Panasonic Store」が保有するサイトアクセスログデータや注文データなど、多様なビッグデータが取得・統合されました。これにより、詳細なセグメント生成や顧客の興味・状態に基づいた施策の実行が可能な基盤を整えることができました。さらに、これまで数日以上かかっていたデータの統合・加工の工数が「b→dash」の活用により30分以下にまで短縮されることで、作業効率が大幅に改善し、生産性の向上が実現しています。
パナソニックコンシューマーマーケティングのご担当者様からは今後の展望として「b→dashを運用することで、かご落ちや買い替え時期のお客様へ、One to Oneアプローチが自動で出来るため、エンゲージメントが高まることに期待しています。また、今後はさらに細かな分析を重ねることで、主力推進商品であるPC/消耗品販売をメインとした情報をお客様の欲しいタイミングに合わせてお届けできるようになります。これにより、顧客満足度を向上させ、ファンを増やしていきたいです。」というコメントを頂いております。
今後は統合基盤を活用し、セグメントメールを自動化することで工数をかけずに売上げを創り、同社のデジタルマーケティングをより一層強化して参ります。