


本書では、アパレル業界において有効な10個のデータ活用施策をご紹介します。本書で紹介する施策は、実施する前にデータを加工したり統合する作業が必要なものになります。データ活用のための作業の詳細については、弊社の他のeBookにて紹介しておりますので、こちらも併せてご確認頂けると幸いです。
- はじめに
- 「会員登録後の初回購入促進」施策
- 「かご落ち抑制」施策
- 「バースデー」施策
- 「初回購入後F2転換」施策
- 「コーディネート商品訴求」施策
- 他おすすめ施策5選
データマーケ厳選施策10選
「アパレル業界編」
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、データ活用の促進が求められる1年になりました。特に、実店舗での営業活動が制限された小売企業やメーカーのデジタルシフトが求められたのは言うまでもありません。その結果、オンライン上での購買が可能であるECの利用が増え、EC市場の成長が加速しています。
EC業界の中でも特に市場規模が大きいアパレル業界では、2019年におけるECの市場規模は1兆9100億円となっており、前年比率7.74%と急激に市場規模が拡大しています。アパレル業界全体の売上においては、ECが占める売上は13.87%と右肩上がりで増加しており、またコロナウイルスの影響も相まって、他の業界と比べ特にEC化率が進んでいます。
EC業界において堅調な伸びを見せるアパレル企業ですが、データ活用が進んでいるかというとそうではありません。
実際、顧客データをはじめ、購買履歴データやポイントデータ等、様々なデータを保持しているものの、これらのデータを組み合わせ、顧客を起点に顧客の求める施策を打てていない、あるいはそもそも実施するべき施策やそのための準備が分からないという企業がほとんどです。
そこで、本書では、アパレル業界において有効な10個のデータ活用施策をご紹介します。本書で紹介する施策は、実施する前にデータを加工したり統合する作業が必要なものになります。データ活用のための作業の詳細については、弊社の他のeBookにて紹介しておりますので、こちらも併せてご確認頂けると幸いです。