
データマーケティングを推進したい人が
まず読む本「部署連携編」
データ活用にまつわる これからの情シスとマーケの関係性
昨今、あらゆる業界で「データ活用」をビジネスの成果につなげようとする動きが活発化しています。中でも、マーケティングの最重要テーマの一つ「顧客体験(カスタマーエクスペリエンス)の向上」を目指す上で、データ活用は欠かせないキーファクターです。しかし、データドリブンにマーケティング活動を推進するために必要なデータは、欲しい時にすぐに手に入っていますでしょうか。複数のデータを統合・比較し、PDCAサイクルを回せていますでしょうか。
"欲しいデータが欲しい時に手に入る環境" ― それは、データマーケティングを推進していく上で、必要不可欠といっても過言ではありません。マーケティング活動のPDCAはスピードが命。データを抽出するのに1週間もかかっていては、顧客の心を掴むことはできないのです。しかし、それを実現している会社はほんの一握りなのではないでしょうか。
現実問題として、多くの企業のマーケターが社内のシステムから欲しいデータを得るために、とある部署に依頼することになります。その部署こそが、貴方を悩ませることになる相手である…そう、情報システム部、通称「情シス」です。
しかし、そもそもなぜ彼らは協力的ではないのでしょうか。そこには、同じように会社のためを思うが故に、協力できない深いワケがあるのです。本書では、データマーケティングにおける情シスの思いを、とある会社を例にケーススタディ形式でイラストを使いわかりやすく紹介していきます。普段なかなか知ることができない情シスのホンネを覗き、情シスとの付き合い方や、問題解決への糸口を見つけましょう。
- 情シスとマーケの確執はこうして生まれる。情シスとうまく付き合うために必要な3つの考え方
- 「情シス視点」から見る、普段のマーケと情シスとのやり取り
- データ活用にまつわる3つのケーススタディ
本書では、データマーケティングにおける情シスの思いを、とある会社を例にケーススタディ形式でイラストを使いわかりやすく紹介していきます。普段なかなか知ることができない情シスのホンネを覗き、情シスとの付き合い方や、問題解決への糸口を見つけましょう。